女性のおひとりさま看護師、「老後資金」はいくら必要?

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ここ数年でだいぶ定着した「おひとりさま女子」。

シングルだという看護師さんも多いのではないでしょうか。

 

もともと結婚を考えていない人、仕事が忙しくて出会いがない人と様々でしょうが、一人で生涯を過ごすためには、いろいろと考えておかなければなりませんね。

 

女性の平均寿命

まず、女性の寿命は何歳までなのでしょうか。厚生労働省の平成28年『完全生命表』によると、87.14歳でした。この寿命は年々上がっています。

 

なお、日常生活に制限のない期間の平均「健康寿命」は74.21歳。あくまで平均ですが、13年間はなんらかの病を患い、人の助けが必要となるのです。

 

人をケアするお仕事の看護師さんは、自分がされる側になることはイメージしにくいですよね。ですが、みんな平等に年を取り、普通にできることが徐々にできなくなってしまいます。そうなったとき、ひとり暮らしで資金もないと大変ですね。

定年から寿命までいくら必要?

定年を65歳と考えた場合、寿命まで21.99年。約22年間の生活資金を考える必要があります。生活資金は「年金」と「貯蓄」が基になりますから、貯蓄は多いほど安心です。一体いくらほどあれば良いのでしょうか?

 

総務省の「家計調査報告」(2016年)によると、60歳以上の消費支出は149,552円でした。食料や住居、光熱費などの生活費から教育・娯楽費まで含めてこの金額となっています。

 

消費支出

35歳未満 150,625円

35~59歳 183,106円

60歳以上 149,552円

 

老後に必要な額を15万円と考え、22年間で計算すると、

 

15万円×12か月×22年=3,960万円

 

という金額になりました。しかし、この額には旅行やショッピング、外食費など人生を楽しむための費用は含まれていません。趣味・娯楽に使う額を5万円として追加して考えてみると、

 

20万円×12か月×22年=5,280万円

 

という額になってしまいました。これだけの蓄えを準備しておくのは、かなり大変ですね。

資金となる年金、退職金、貯蓄について考えよう

年金はいくらもらえる?

給与だけで貯蓄を考えるのは大変ですが、私たちには「年金」があります。人によって受給額は異なりますが、現時点での具体的な額は、日本年金機構から年1回、誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」で年金受給額を見ることができます。年金制度に対するご理解を深めてもらうことを目的しているので、一度目を通してみるといいでしょう。

さて、今回は現在の金額を参考に見てみます。厚生年金保険(第1号)受給権者の平均年金月額は、平成27年度末現在で、老齢年金は14万5千円でした。

 

また、65歳以上の平均年金月額(円)は以下の通り。

 

女性 109,180円

男性 178,928円

 

年金受給を22年間と考えて、仮に年金10万円を受給する場合の総額を計算してみましょう。

 

10万円×12か月×22年=2,640万円

 

冒頭に書いた老後の生活費から受給額を引いてみましょう。

 

老後の生活費5,280万円-年金2,640万円=2,640万円

 

老後の生活費に不足するであろう額が、この額です。あなたが40歳だとしたら、60歳までの20年間で年間132万円、月額で11万円程度の貯金をすればよいということになります。

 

退職金はいくらもらえる?

さて、年金だけでなく「退職金」についても考えてみましょう。法律上必ずしも退職金の支給義務はないのですが、就業規則に記載があれば、支払われることになります。額は病院によって様々です。また勤続年数、役職などによっても異なります。

 

退職金の計算方法

大体以下に分類されますので、ご自身で調べて計算してみてください。

  • 基本給×勤続年数
  • 固定額×勤続年数
  • 基本給×勤続年数×評価係数
  • 勤続年数により設定される

 

退職金は老後資金として安心材料になります。無駄遣いせず、貯蓄に加えることが賢明といえるでしょう。

 

準備は早ければ早いほど、毎月の負担が少なくて済みます。老後に必要な額、年金支給額などは人によって様々。この記事を読んだ方は、ぜひ今からご自身のケースを調べて貯蓄を開始していただきたいと思います。

 



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