半年以内で病院を辞めた、新人看護師さんの話

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数年前に出会ったWさんのお話しです。

当時、彼女はまだ地方在住の学生で、「こんな看護師になりたい」と熱く夢を語ってくれていました。非常にまじめで、学校のノートはメモがびっしり!勉強熱心だったことを覚えています。

都内の総合病院に就職が決まり、晴れて看護師に。白衣姿の画像をメールで送って来てくれ、やる気に満ち満ちているのを感じていました。一人暮らしの住まいの事や新人教育の事、同期の子の事など、簡単ではありましたがいろいろと報告してくれ、こちらも新入社員だったころを思い出してワクワクしていました。

しかし、しばらくするとWさんからのメールが途絶えてしまいます。忙しいんだろうな、とこちらからの連絡は控えていたのですが、夏になってもまったく音沙汰がないので、さすがに気になり、「最近どう?」と送ってみると、Wさんから「いま、実家に戻ってきてます」との返信。

実は職場になかなか慣れることができず、緊張続きでミスの連続だったそう。自分だけ夜勤に入れず、親も親しい友人もいない。精神的にまいってしまい、半年足らずで退職を決めました。いまは自宅からちょと離れた小さな病院で働いていると聞きました。

彼女のことだから、こんな短期間で辞めることには相当葛藤があったと思います。気になったときにメールをしておけば、ちょっとは支えになれただろうか…と悔やみました。「当時よりのんびり看護ができている、自分に合ってるから続けられそう」と聞けてホッとはしましたが。

いま、辛くて辞めたいと思っている方。「でも辞めたらほかの人に迷惑が…」「少なくとも3年はいないと」などとためらっていませんか? 辛くて仕方なければ、辞めても良いんです。あなたの人生は、あなたのもので、ほかの誰からも指図されるべきものではありません。吐いてでも、這ってでも行くというのは正常ではないということを理解しましょう。

「看護師になりたい」と思ったときの気持ちを後悔してほしくありません。看護の仕事をこれからも続けるためにはどうすれば良いか・どうしたいか、自分の考えを一番に行動してもらえればと思っています。

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