訪問看護師の仕事、メリットとデメリット

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訪問看護師になろうかな、と考えている方へ

病院とは違うとことで働きたいな、と考えたとき、「訪問看護ステーション」で訪問看護師を考えたことはありませんか?経験のないナースがやれるのか、メリットやデメリットはなんでしょうか。

 

訪問看護師の現状

訪問看護ステーションで働く看護師の割合は、 1,067,760名のうち、たった2,8%だそうです。ステーションは現在 9,735件。人口10万人あたりの都道府県別訪問看護事業所数で言うと、全国平均は7施設。特に関東エリアは低い傾向にあって、栃木県が4施設、埼玉県が4.1施設、千葉県が4.5施設という結果。2025年問題を間近に控え、施設自体は年々増加しているのにも関わらず、なり手が追いついていないのが現状です。

 

なぜ、訪問看護師になったの?

病院やクリニックで働く看護師が多い中、なぜ訪問看護師になったのか、現職の方に聞いてみました。

「利用者さんとじっくり向き合える、やりがいのある仕事だから」

「これからの高齢化社会になくてはならない分野だったし、在宅での看護を経験したかったので」

「急性期が年齢的にきつく感じてきたので。休職期間を少し作ってから、訪問看護を始めました」

などなど。やりがいを求めるケースのほかに、病院からの転職理由は「体力面」「ストレスをなくしたい」「家庭との両立」なども挙げられました。

 

訪問看護師になってみて、どうですか?

転職してみてどうだったか、という問いに対しては、

〈メリット〉

「利用者さん、ご家族とじっくり向き合える」

「平日勤務で夜勤がない。子供がいるので助かる」

「なくてはならない分野なので、働く場所には困らず、より好条件の職場を探せる」

「やることが幅広いので、スキルアップができる」

「自転車での訪問なので、体力がつくし、ダイエットにもなる」

 

〈デメリット〉

「小規模なので、休みがとりにくい」

「オンコール対応がきつい」

「利用者さんを訪問する以外の事務処理が多い。処理能力が高い方ではないので大変」

「自転車での訪問なのだが、なかなか道が覚えられない」

「ほかに頼る人がいないので不安。医療事故を起こさないか、相談に正しく対応できるか…」

「以前の職場は総合病院で教育システムもしっかりいていたし、研修に参加する機会も多かった。でもいまは研修がほとんどないので、自分で積極的に学ぶ姿勢がないと成長できない」

※オンコールとは、業務外時間に利用者さんからの急患時の電話対応役として待機すること。おこなっていない事業所もあれば、当番制で正社員からパートまで持ち回りで担当するケースもあるようです。

 

病院でもクリニックでも訪問看護でも、良い点もあれば悪い点もあって当然ですね。事業所によって条件は異なりますので、自分の外せない希望を踏まえ、しっかりと情報収集してください。また、自分の性格に合っているかどうかを考慮して決めたほうが良いでしょう。

 

参考:厚生労働省「平成26年 看護職員の現状と推移」「平成25年 人口動態調査」、全国訪問看護事業協会「平成29年 訪問看護ステーション数調査結果」



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