スキルアップの思考法~認定看護師編~

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看護師としてある程度経験を積むと、「もっと成長したい」「資格を取りたい」と考える人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、スキルアップについて取り上げたいと思います。

 

スキルアップするための思考法

忙しいなかで、さらに自分を高めようという意識はとても素晴らしいことです!しかし、「先輩が○○の勉強をしているから私もやろうかな」という考え方はいけません。重要なのは、あなたが将来どうなりたいのか。そのためにどんな学びが必要なのかです。このことを明確にしておきましょう。キャリアビジョンをクリアにしたうえで勉強の目標を設定すれば、思考がブレたり挫折することもなくなります。また、その目標ですが「実行可能であること」「明確・具体的であること」「ワクワクすること」の方がより早く実現できます。

実行可能であること

「目標は高く!」と意気込むのも良いですが、実現できなければ意味がありません。それどころか、失敗に終わったら後悔だけが残り、「もう成長できなくていいや。面倒くさい…」と諦め、自分にとってマイナスの結果になってしまいます。ですから、いままでの自分を振り返り、「これだったら、頑張れば絶対成功する!」と思える設定をしましょう。

 

明確・具体的であること

たとえばダイエットで「夏までに痩せよう」と思っても、気が付いたらやめていたという経験はありませんか?あまり本気でなかったのかもしれませんが、具体的でなかったことも原因のひとつです。では仮に、この目標を「8月までに3キロ痩せよう」と修正してみたらいかがでしょう。いまは5月だからあと3か月で3キロか。よし、1か月で1キロ痩せよう。そのためには…と、思考がどんどん次に展開していくはずです。人は漠然とした目標より、具体的な方が行動しやすいのです。あなたもきっと、国家試験を受けたときに経験したはずです。目標は“明確・具体的”に作ってみましょう。

 

ワクワクすること

夢に近づいた姿を想像し、ワクワクできるか―。これは意外と大事なことです。目標に近づくためには、地味でコツコツ作業の連続ですよね。だから「疲れたなぁ。今日はもういいかな…」とモチベーションが下がったとき、自分を奮い立たせるエネルギーが必要なのです。それが、“将来のカッコいい自分を想像する”ことなのです。「あの資格を取得すれば、ずっとできなかった○○ができる。だから、今やっている暗記だって苦じゃない!」というように。これも皆さん、きっと国試受験のときに経験してますよね?「苦しかった学生生活もあと少しで終わり。合格すれば看護師になれるんだ!」って。ぜひ、気持ちが前向きで楽しくなるような目標を決めてください。

 

認定看護師の役割

さて今回は「認定看護師になること」を目標に、話を進めていきます。認定看護師とは、日本看護協会が認定した資格で、「高度化し専門分化が進む医療の現場において、水準の高い看護を実践できると認められた看護師」のことです。ただ単に資格を持つことが目的ではありません。日々進化し続け、ニーズが多様化する現場では、より専門的な知識・技術を身に付け、質の高い看護を提供するために、資格が大いに役立つのです。

 

資格取得の条件

なりたいからといって誰でも目指せる資格ではありません。認定看護師になるための条件として以下のものがあります。

・日本国の看護師免許を取得していること
・5年以上の実践経験を持つ看護師であること ※うち3年以上は認定看護分野の実務研修が必要
・日本看護協会が定める615時間以上の認定看護師教育を修了すること
・認定看護師認定審査に合格すること

※5年ごとに更新

 

認定看護師の種類

1995年に発足して以来、分野と活躍の場は増え続けています。そして2017年8月現在、21分野が特定されています。

感染管理/糖尿病看護/乳がん看護/皮膚・排泄ケア/緩和ケア

がん化学療法看護/集中ケア/救急看護/がん性仏痛看護

認知症看護/摂食・嚥下障害看護/脳卒中リハビリテーション看護

訪問看護/手術看護/新生児集中ケア/小児救急看護

慢性心不全看護/慢性呼吸器疾患看護/透析看護

がん放射線療法看護/不妊症看護

 

取得する方法

2017年8月現在、日本全国で活躍している認定看護師は18,728人。

「私も目指したい!」という場合、認定看護師教育機関で6ヶ月以上・615時間以上の認定看護師教育を受講が必要になります。

2017年4月現在、認定されている教育機関は54、教育課程は100あります。目指したい分野の教育機関はどこにあるのか、定員数はどのくらいなのか、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。

 

「教育機関検索」

「分野別教育機関一覧」

 

参考:日本看護協会ホームページ「認定看護師」



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