看護師が転職するときの注意点

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日本看護協会の「2016 年 病院看護実態調査」によると、看護職員の離職率は常勤10.9%ということでした。2010 年度に 11.0%を記録して以降、ほぼ横ばいの状況。毎年、約1割の方が職場を離れています。

理由は「妊娠、出産、結婚、子育て」といったことの他に、「勤務時間の長さ、夜勤がハード、給与の低さ、人間関係の不満」などの問題があるようです。

現在、転職を考えている方の中にも、後者が原因だというケースは多いのではないでしょうか?

看護職者の退職理由

出産・育児・子供のため 18.1%
看護他分野への興味 12.2%
結婚 10.4%
賃金への不満 8.9%
看護内容への不満 8.4%
休みがとれない 7.7%
自分の適性・能力への不安 7.5%
転居 7.4%
家事と両立しない/労働時間への不満 7.1%
10 残業が多い 6.0%

参考:中央ナースセンター「平成26年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人に関する分析報告書」

転職すること自体は良いと思います。しかし転職グセがつき、「もっと条件の良いところを。もっともっと…」と病院を転々とするのはおすすめ出来ません。

採用する側が嫌うのです。履歴書にいくつもの病院が書いてあったら、きっとこの人はスグにうちの病院も辞めるだろうな、と印象が悪くなってしまうからです。私が編集者だったとき、病院の人事担当者からこうした話をよく聞きました。せっかくなので、ここで採用担当者に嫌われやすいことに触れておきます。

採用者に嫌われやすいポイント

転職回数が多い

短期間でいくつも転職していると、「我慢ができないのかな」、「人間関係で問題を起こしやすいのかな」、などと思われてしまいます。たとえば30代の場合、3回以上転職していると、理由を気にする採用担当者が多いようです。

ちなみに私は、人事の経験もあります。当時職場では、20代~30代前半で転職回数が4社以上ある方は書類選考で落としていました。理由はやはり、うちに入社してもすぐ辞めるかもしれないから。転職理由・志望動機を読んで、熱意のある方は面接に来てもらっていましたが、それはごく一部。文面から入社したいという思いを感じるケースは少なかったです。

転職の理由がネガティブ

面接の場で「退職理由」を聞かれた際、前職での不満を退職理由として述べてはいけません。たとえ前職への不満が転職理由であったとしても、それを伝えることはNG。「この人は当院で働いても、同じように感じるんだろうな、お世話になったことへの気持ちを持てないんだろうな」と思われてしまいます。

私も面接官をしたとき、前職の不満や批判を聞かされたことがあります。「上司がワンマンで仕事がやりにくかった」「いきなり仕事をふってきて、残業が多くて疲れた」などなど。本人はストレス発散とばかりに、上司や先輩の悪口をさんざん言いまくります。私も「それは大変でしたね」と相槌を打っていたので、よけいにヒートアップしたのかもしれませんが。そうゆう方は、うちに来てもたぶん同じだろうなって思いますよ、やっぱり。その職場にも問題はあったのかもしれないけれど、面接の場で言うべきではありませんよね。

 

ということで、転職する際には「よし、ココだ!」と思えるところを探し出し、辞めグセをつけないようにしましょうね!

 

 



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