2017年 9月 の投稿一覧

看護師の給与について

一般的には「高い」と言われる看護師の給与。あなたは実感として高いと感じますか?それともやっている業務に見合ってないと感じますか?

 

 

看護師の平均給与

以下は年齢別の平均給与額です。20歳から56歳以上という区分で金額を見てみることにします。

20~24歳 288,606円

24~28歳 317,309円

28~32歳 330,848円

32~36歳 341,216円

36~40歳 348,535円

40~44歳 363,723円

44~48歳 378,462円

48~52歳 383,232円

52~56歳 382,624円

56~歳  375,515円

こうしてみると、看護師の給与は高いと感じますね。

 

他職種と比較してみよう

では、他職種の給与はどうなっているのか、医師と理学療法士を見てみましょう。

〈医師〉

24~28歳  555,761円

28~32歳   791,373円

32~36歳  898,625円

36~40歳  1,031,730円

40~44歳    1,146,972円

44~48歳 1,223,350円

48~52歳    1,239,358円

52~56歳    1,279,455円

56~歳        1,317,881円

〈理学療法士〉

20~24歳 241,563円

24~28歳 260,949円

28~32歳 285,257円

32~36歳 308,861円

36~40歳 323,859円

40~44歳 347,626円

44~48歳 380,206円

48~52歳 412,627円

52~56歳 456,489円

56~歳 436,073円

医師が看護師より高いのはご存知だと思いますが、理学療法士は、24歳から44歳までは看護師の方が高いですが、それ以降が看護師の平均を越していることがわかります。また、作業療法士も52歳から看護師の平均を超す結果となっていました。こうした結果から、看護師は他職種と比べると、給与の上昇が緩やかだと言えます。

 

看護師の不満について

給与について看護師はどう感じているのでしょう?知り合いの現役ナースに聞いてみました。

「やることがたくさんあって残業も多い割には安い。看護師は高給取りなんて誤解」

「夜勤手当が少ない。体の負担が相当あるのに、これだけ?って正直思う」

「責任がある仕事で、クレーム対応などもあり大変だから、もっと貰っていいはず」

などなど。病院や勤務形態、所属部署によってもちろん差はあると思いますが、不満を感じている人は多いですよね。昇進を目指して頑張る、資格を取得する、給与条件の良い職場を探す、など給与アップのための方法はあるので、調べてみるのもありだ思います。


参考:人事院「平成28年職種別民間給与実態調査」

 



病院やクリニック以外で、看護師が働く場所

看護職の就業者数は約154万人。その多くが病院やクリニックで働いています。

しかし、この他にも看護職が資格を活用して働ける場所はたくさんあります

ここでは、代表的な職場のご紹介をしていきます。

 

 

 

訪問看護ステーション

車や自転車を使ってご自宅へ伺い、療養上のお世話や医療ケアを行います。多職種との連携を密に行ないながら、利用者さんが快適に生活を送れるよう、サポートする中心的な役割です。少子高齢化の時代を迎え、在宅ケアの需要が高まっています。じっくり利用者さんやご家族と関わるのですが、高齢の方が多いため、マナーや礼儀が大事。距離を縮めたいからとタメ口になるのは失礼にあたります。ちなみに、自転車で訪問する場合、夏は紫外線対策が欠かせませんが、運動不足解消になります。自転車が好きな人は向いているかもしれませんね。

 

養護教諭

学校で児童や生徒たちの健康管理・相談、ケガや病気の応急処置、保健指導などを行う仕事です。身体的な問題だけでなく、「心のケア」が必要なケースもあります。担任の先生や専門機関などと連携しながらケアにあたるので、コミュニケーション力も求められます。子どもの心に寄り添い、気持ちを第一に考え、支援することが大事です。近年はいじめや不登校などの問題も多様化・複雑化しているため、学校内だけでなくご家族や地域住民との連携もより重要となっています。看護師から養護教諭になるには、文部科学大臣指定の指定教員養成機関に通って免許を取得するための勉強をするのが一般的です。

指定教員養成機関

 

保育園の看護師

「子供たちの笑顔に癒されたい」「夜勤なしで土日が休み、残業も少ない」と人気の高い保育園看護師。主な業務はケガ・病気の手当て、衛生管理、病院へ搬送するかの判断、健康管理・保護者への健康アドバイス等々。さらには、保育士の行う業務をサポートすることもあります。小さな子供は大人に比べ、免疫力が未発達なため、感染症にかかりやすいです。そのため、感染予防の取り組みも重要な仕事といえるでしょう。

次に配置についてです。1977年、「乳児保育指定保育所制度」として乳児3人に対し1人以上の職員を配置し、9人以上0歳児を保育する場合、看護師または保健師を1人配置することが義務づけられました。保育園は看護師1名の配置が多く、相談できる同僚や先輩がいないため、何かあったときに自分で判断し、迅速に行動しないといけません。また、保護者から子供の成長・発達に対して相談をされることも多いので、知識をしっかり身につけておく必要があります。

 

社会福祉施設

高齢者や子ども、障がいのある方など、日常生活にサポートが必要な方にサポートを行います。理学療法士や理学療法士、ソーシャルワーカーなど多職種と協働しながら業務にあたったり、利用者さんのご家族からの相談を受けたりと、様々な方とコミュニケーションを取ることが多いです。じっくり利用者さんと向き合える良さがありますが、介護業務も行なうこともあり、幅広い対応が求められます。

 

市町村・保健センター

市町村ごとに設置されいる保健センターで、地域住民に保健指導や健康診査などを実施し、健康を支援するお仕事です。看護師も勤務していますが、保健師が多く活躍している職場です。就職するなら保健師資格を持っていた方が有利といえるでしょう。

 

健診センター

健康診断を受ける方が利用する施設でのお仕事で、健康診断や健康指導がおもな業務内容です。年々増加している生活習慣病。日々の食生活や睡眠時間の乱れ、ストレスによるさまざまな病気。とくにがんは日本人の死因の1位です。初期の生活習慣病は自分で気づきにくいため、こうしたセンターが重要となっています。

産業看護師

産業看護師の職場は企業です。医務室や健康管理室に勤務し、従業員の健康管理をメインとした様々な業務を行います。



看護師の退職の流れとマナー

辞めるとなった場合、お世話になった職場に迷惑をかけず円満に退職したいものですよね。

ここでは、意思を伝えることから退職するまでの流れを紹介します。

 

 

退職の意思を上司に伝える

民法では、「2週間以上前に退職を申し出ればよい」と定められています。しかし、病院側とすれば人員配置や引き継ぎ、シフト調整などの関係で、2週間では足りないのが本当のところ。就業規則で「退職日の〇ヶ月以上前に退職の意思を伝えること」などと定められているところがほとんどなので、しっかり確認しておきましょう。言いにくいからと後延ばしにしてしまうと、上司にも同僚にも迷惑がかかりますので、気持ちを引き締めてしっかり伝えるようにしましょう。

 

退職するを決め、退職届を提出する

退職希望日が決まったら退職届を作成します。病院によっては指定の書式がある場合や、出さなくていい場合もあるので、作成前に確認しておきましょう。

 

業務を引き継ぐ

自分の業務を後任へ引き継ぎます。その際、口頭だけでなくマニュアルを作成して説明するようにしましょう。職場にテンプレートがあればそれを使い、ない場合にはインターネットで調べれば出てきますので、参考にするといいでしょう。いずれにしても、長文でダラダラと書き連ねていくのではなく、箇条書きなどわかりやすく作るのがコツです。誰に対してのものなのか、その相手はどのレベルなのかといったことを考慮しつつまとめていきます。ポイントや一言メモなども補足してあげると喜ばれるでしょう。退職日直前にまとめてやろうと考えていると間に合わない可能性もあるので、余裕をもって済ませるようにしましょう。

 

各種手続き

職場に返却しなければいけないものや、受け取る書類などの手続きも忘れてはいけません。必ず確認して、漏れ抜けのないようにしましょう。受け取った書類は重要なものなので、紛失しないようファイリングするなどして管理しておきましょう。

 

また、退職後の手続きとしては、健康保険・年金・失業給付の受給申請などがありますので、これらも漏れのないようにしてください。



看護師のコミュニケーションで大切なこと~身だしなみ編~

「患者さんとのコミュニケーションが苦手…」という看護師さんは多いですね。

しかし看護職にとって、コミュニケーションは必要不可欠。対話によって信頼関係を築かなければ、適切なケアが行えなくなるからです。得意ではないという方も、「意識」と「練習」で上達できます。

今回は、身だしなみについて紹介します。

 

 

印象は会って3秒で決まると言われています。「感じが良さそう」と思われるか、「嫌な感じ」と思われるかは、そんな一瞬で判断されているわけです。患者さんに好印象だと感じてもらうために、以下のことを意識しましょう。

ヘアスタイル

長い場合は、一つに束ねましょう。短い場合、お辞儀をして落ちてしまうならピンでとめておくのが良いでしょう。カラーは暗めの茶色などなら良いですが、明るい茶色や金髪は避けましょう。

お化粧

ナチュラルメイクが基本ですね。マスクをつけるから、夜勤は肌に悪そうだからという理由ですっぴんの方も多いようですが、じつは「あの子、毛穴が…」なんて思われてる可能性も。最近では肌に負担の少ないファンデーションもたくさんあります。保湿成分の入ったものやBBクリームなどもありますから、色々試して自分に合うものを活用してはいかがでしょうか。

また、身だしなみとは関係ないですが、紫外線対策も忘れてはいけません。屋内でも窓の近くにいれば浴びてしまうので、肌に負担の少ない日焼け止めクリームの使用をおすすめします。(意外と使ってない看護師さんがいて、びっくりしました。後々シミがこんなに!なんて後悔しないよう、出来る限りのスキンケアはやってほしいところです)

 

白衣

汚れ、シワ、ボタンの止め忘れなどないか、チェックしましょう。意外と気になるのがポケット。物を詰め込みすぎて、パンパンになっている人がいますよね。仕方ないとは思いますが、できるだけ必要最低限に抑えたいところです。

 爪

爪は常に短くしておく必要があります。切った後は爪やすりで丁寧に削っておきましょう。

また爪とともにハンドケアも大事ですね。編集者時代、読者プレゼントでハンドクリームを紹介したら大人気でした。アルコールなどで手がガサガサで泣きたい、という方は多いと思います。香りの強いものは避けて、自分の肌にしっくりくるクリームを使いたいですね。

 

この他にも、アクセサリーや足元、においなど、気をつける点はあります。看護師は、患者さんや職場の上司、先輩、後輩から意外とみられているものです。忙しいとは思いますが、だからこそ気をつけておきたい身だしなみ。清潔感のある見た目を心掛けたいですね。

看護師が転職で考えるべき、3つの事

仕事にもある程度慣れ、余裕ができてくると、いまの職場変えたいなと思うこともありますよね。

そこで、いま転職を考えている人にむけて、考えるべきことをご紹介します。自分の考えと向き合うことが苦手だという人も、行動してから後悔しないためにも取り組んでほしいと思います。

 

 

一度、考え直す「本当に辞めていいの?」

女性が多い職場、命に関わる仕事であるため、いろいろな問題・悩みが多いのが看護職です。「看護師になりたい!」と憧れたあの頃から成長し、経験値も増えました。つらいことも嫌なこともたくさん味わったと思います。だから違うところに行きたいと思うことも、ある意味当然です。ですが、それは違う職場に移れば解消されることでしょうか?職場のわずらわしく感じる人間関係や苦手な患者さんなど、どこに行っても多少はあると思います。仕事であれば、誰にでもついてまわる嫌なことでしょう。嫌なことばかり考えてしまいがちですが、良い面も見つめなおし、改めて辞めるべき病院なのか否か、検討してみてください。自分で答えが出ない場合、信頼できる周囲の人間に相談してみるのも手です。転職した友達がいれば、良かった点だけでなく悪かった点も聞いてみる。先輩に自分と同じ悩みで転職を考えたか聞いてみて、転職しなかった理由や取り組んだことを教えてもらう。上司に部署を異動できないか掛け合ってみる。などなど、転職せずに状況を改善することはいくらでもあるはず。

転職は決断すれば、あとは行動に移すだけです。その前に、本当に辞めても後悔しないか、自分と向き合ってみてください。

 

決心したら、希望の条件を洗い出す

「いろいろ考えたけど、もう転職するしかない!」という結果に行き着いたあなた。よく決心されたと思います。転職活動は面倒なことも多く大変かもしれませんが、あなたの将来のためです。前向きに頑張りましょう!さて、ネットで病院を検索したらり、求人サイトをチェックするまえに大事な作業があります。それは、希望の条件を洗い出すことです。あなたが退職を決めた際に、ここが嫌だったと思ったという点をリストアップし、それらをどうしたいのか明確にしましょう。嫌なことをクリアにすることは避けたいでしょうが、この作業をとばしてしまうと、病院探しの際に「あれ、自分の希望はなんだったけ?」と悩む可能性があります。求人サイトで情報収集する際、たくさんの病院が魅力的に思え、優先で考るべき条件がぼやけてしまうからです。

・人間関係がギスギスしている

・給与が低いと感じる

・認定の資格をもっと活かしたい

・夜勤を減らしたい

・夜勤を増やしてもっと稼ぎたい

このような形で上げていき、優先順位をつけましょう。より具体的に書けば、絞り込みやすくなると思います。

たとえば第一優先が「人間関係がギスギス」しているであれば、人間関係が良いところを探すことになりますね。アットホームな雰囲気で話しやすい、上下関係がしっかりしている、などあなたの思う理想の人間関係を思い浮かべ、それに近い職場を探します。求人サイトでいくつか候補を探し、病院の看護部サイトをチェック。最近では動画をアップしているところもあるので、看護師さんの雰囲気を見てみましょう。いくつか最終候補が出そろったら、病院見学に行って、直接自分の目で見てみてください。見学だけでは実際のところは分からないよ、と思うかもしれませんが、行かないで決めてしまうよりはるかに良いです。忙しそうなタイミングを見れたら、それが皆さんの日常に近いと思うので、かなりの判断材料になりますね。

 

退職時期を考える

1年のうちでも、向いている時期とそうでない時期があります。自分にとって好条件で辞めたいのはもちろんですが、病院側にも「アイツは最悪!」なんて思われたくないですよね。自分さえよければ良いのか、という辞め方はお勧めしたくありません。お世話になった病院に迷惑をかけないタイミングで退職するようにしましょう。

 

・ボーナスをいただいてから

一般的には夏と冬の年2回。夏は6・7月、冬は12月に支給される病院が多いようですね。なので、ボーナス支給日を確認し、その日まで在籍しておくようにしましょう。

 

・退職者が少ない時期・バタバタしてない時期

時期によって退職者や休職者が相次ぐことがあります。そのタイミングに「じゃあ、私も」となると、引き止められたり、「いまの状況わからないの?」と印象が悪くなってしまうことがあります。また、新人が一斉に入ってくる4月、新人教育で慌ただしい5月あたりもできれば避けたいところです。また、移転・増床する病院であれば、決行前後の時期も避けておきたいですね。

 

・求人が多い時期

看護師の求人は年間を通してありますが、求職者にとって良い時期とそうでない時期があります。やはり、少ない時期よりも多い時期の方が選択肢が広がるので、自分に合った転職先が見つかりやすいでしょう。新年度に向けた2~3月、ボーナス支給後の6~7月と12~1月は中途の求人が多い時期といえます。

 



男性看護師。悩みや転職について語る

ここ数年、だいぶ増えてきた男性看護師。

しかし、まだまだ女性が多いのが現状です。

今回、知り合いの男性看護師のOさんに男性ならではの悩みや仕事のやりがい、転職について聞いてみました!

 

Q:現在の大学病院に入職して5年目のOさん。入職当初は男性だからこその戸惑いってなかったですか?

O:いや、看護学生時代から女子が大多数だったので、あまり感じてなかったです。受け入れる側も「特に」って感じですよ。それよりもついていけるかっていう心配のほうが大きかった。僕は救急センター所属なんですけど、迷惑かけないか、失敗しないかって不安ばっかり感じてましたね。

 

Q:メンタルは大丈夫でした?

O:まあ、同期とか学生時代の友達と励ましあったりしてストレスは解消してましたから。あと、「男性看護師会」というものがあって、院内の男性看護師が30名くらい集まって勉強会したり飲み会に行って交流を深めてるんで。いま仲良くしてもらってる先輩とも、この会での出会いがきっかけでした。

 

Q:じゃあ、いまは結構充実してますか?

O:そうですね。センターから一般病棟に移った患者さんが車いすで移動しているところを見かけたりすると嬉しいかな。あと5年目ともなると、仕事も結構任せてもらって。後輩にもうまく指導できたりすると、自分でも成長できてるんだなと実感しますね。

 

Q:転職は考えたりしない?

O:いや、正直考えます。転職した友達が、良い職場と出会えたみたいなんで羨ましいなと。僕のいまの職場はやりがいも感じてるんですが、人間関係でつらいなと思うこともあって…。あと大学病院で救急なので、体の負担も相当ですね。将来を考えて、いま悩んでいるところです。

 

Q:転職するとしたら、条件は?

O:やはり結婚して子供もほしいので、給与はアップさせたいです。そのためには、情報取集をしっかりして、いまの病院よりも高いところを見つけたいです。あとは人間関係ですね。「男性なんだから〇〇してよ!」みたいなところは嫌ですね。頼むにしてもそこに感謝の気持ちがほしい。やって当然って思わないでほしい。…このまま愚痴に突入しちゃいそうなのでやめておきますが(笑)、ギスギスしていない職場で長く続けたいなとは思っています。転々とするのも疲れるだろうし。

 

Oさん、ありがとうございました。

まだまだ女性中心で、男性が働きづらいと感じることも多いようです。

だからこそ、転職を成功させるためには、事前の情報収集が必要になってきます。

転職してから「ここも嫌だ。また転職しよう…」とならないように、自分に合った職場探しをしたいですね。

看護師が転職するときの注意点

日本看護協会の「2016 年 病院看護実態調査」によると、看護職員の離職率は常勤10.9%ということでした。2010 年度に 11.0%を記録して以降、ほぼ横ばいの状況。毎年、約1割の方が職場を離れています。

理由は「妊娠、出産、結婚、子育て」といったことの他に、「勤務時間の長さ、夜勤がハード、給与の低さ、人間関係の不満」などの問題があるようです。

現在、転職を考えている方の中にも、後者が原因だというケースは多いのではないでしょうか?

看護職者の退職理由

出産・育児・子供のため 18.1%
看護他分野への興味 12.2%
結婚 10.4%
賃金への不満 8.9%
看護内容への不満 8.4%
休みがとれない 7.7%
自分の適性・能力への不安 7.5%
転居 7.4%
家事と両立しない/労働時間への不満 7.1%
10 残業が多い 6.0%

参考:中央ナースセンター「平成26年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人に関する分析報告書」

転職すること自体は良いと思います。しかし転職グセがつき、「もっと条件の良いところを。もっともっと…」と病院を転々とするのはおすすめ出来ません。

採用する側が嫌うのです。履歴書にいくつもの病院が書いてあったら、きっとこの人はスグにうちの病院も辞めるだろうな、と印象が悪くなってしまうからです。私が編集者だったとき、病院の人事担当者からこうした話をよく聞きました。せっかくなので、ここで採用担当者に嫌われやすいことに触れておきます。

採用者に嫌われやすいポイント

転職回数が多い

短期間でいくつも転職していると、「我慢ができないのかな」、「人間関係で問題を起こしやすいのかな」、などと思われてしまいます。たとえば30代の場合、3回以上転職していると、理由を気にする採用担当者が多いようです。

ちなみに私は、人事の経験もあります。当時職場では、20代~30代前半で転職回数が4社以上ある方は書類選考で落としていました。理由はやはり、うちに入社してもすぐ辞めるかもしれないから。転職理由・志望動機を読んで、熱意のある方は面接に来てもらっていましたが、それはごく一部。文面から入社したいという思いを感じるケースは少なかったです。

転職の理由がネガティブ

面接の場で「退職理由」を聞かれた際、前職での不満を退職理由として述べてはいけません。たとえ前職への不満が転職理由であったとしても、それを伝えることはNG。「この人は当院で働いても、同じように感じるんだろうな、お世話になったことへの気持ちを持てないんだろうな」と思われてしまいます。

私も面接官をしたとき、前職の不満や批判を聞かされたことがあります。「上司がワンマンで仕事がやりにくかった」「いきなり仕事をふってきて、残業が多くて疲れた」などなど。本人はストレス発散とばかりに、上司や先輩の悪口をさんざん言いまくります。私も「それは大変でしたね」と相槌を打っていたので、よけいにヒートアップしたのかもしれませんが。そうゆう方は、うちに来てもたぶん同じだろうなって思いますよ、やっぱり。その職場にも問題はあったのかもしれないけれど、面接の場で言うべきではありませんよね。

 

ということで、転職する際には「よし、ココだ!」と思えるところを探し出し、辞めグセをつけないようにしましょうね!